
一度きりの過ちのはずが…カラダの相性の良さを知ってしまった親友の彼女と僕は、ダメだとわかっていながらもあの日の感覚が忘れられず激しく求め合った。逢沢みゆ
親友が彼女を紹介してくれたのは、何の変哲もない金曜日の夜だった。「この人が、俺の運命の人かもって思ってるんだ。お前も見つけろよ」そう言って笑った親友の隣で、彼女は優しく微笑んだ。その笑顔を見た瞬間、僕の中の‘何か’が勝手に反応していた。香り、声、仕草、視線…全部が僕の感覚を刺激する。まるで、彼女に触れられてもいないのに、触れられたような感覚…。